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2017.10.31

ちょっとアドバイス2017年10月号

 タマスダレ 「ヒガンバナ科」球根草

アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイのラプラタ川流域及びチリ、ペルー原産。

日本には明治時代初期頃に渡来し、日本の風土ににも良く適応し、人里周辺に半野生化した群落が見られることがある。

和名の由来は、白い小さな花を「玉」に葉に集まっている様子を「簾」に例えたことによります。

9月上旬~10月中旬頃に、草丈も短い可愛い花になります。

花の色もピンクと白があり、耐寒性に強く、防寒を必要としません。

霜や凍結にあっても大丈夫。

植えっぱなしにして置くと何年でも、何十年でも同じ場所に咲いてくれる、大変丈夫で育てやすい花です。

  ※アスファルトから根性花

しかし、ヒガンバナ科の仲間なので、花にも毒が隠されています。

葉や茎に「リコリン」というアルカイドが含まれていて、食べると嘔吐を起こす原因になるので、気を付けましょう。

花が咲いて「あ、咲いた」という程度で、申し訳なく思います。

でも、植えっぱなしの中には、そうやって存在感を示すものもあるのです。

花は「咲いてなんぼ!」人間と同じですかね?

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